神坂四郎の犯罪
![神坂四郎の犯罪 (新潮文庫) 神坂四郎の犯罪 (新潮文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41T9BAGE0VL._SL160_.jpg)
- 作者: 石川達三
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1958
- メディア: 文庫
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満足度:☆☆★★★ 「戦後臭があまりしない」
「神坂四郎」は6編の手記からなる。それぞれの立場から事件が語られることで、焦点が絞られるどころか曖昧になってゆく。発想はよいが、実際の作品はふつう。「風雪」は傷痍軍人の話。「自由詩人」の主人公、山名の野垂れ死にっぷりがよい。
満足度:☆☆★★★ 「戦後臭があまりしない」
「神坂四郎」は6編の手記からなる。それぞれの立場から事件が語られることで、焦点が絞られるどころか曖昧になってゆく。発想はよいが、実際の作品はふつう。「風雪」は傷痍軍人の話。「自由詩人」の主人公、山名の野垂れ死にっぷりがよい。