八月十五日と私―終戦と女性の記録

八月十五日と私 (角川文庫)

八月十五日と私 (角川文庫)

※カタログにないので代用。こちらは全国の女性から寄せられた手記の一部(木島則夫モーニングショーの終戦企画)。氏名年齢どころか、現住所まで掲載されているのに驚く。社会思想社刊、昭40(現代教養文庫534)。
はしがき(木島則夫)(p3)
終戦玉音放送(全文)(p8)
八月十五日―この日さまざま(p11)
空襲(p61)
疎開(p81)
戦争の中の青春(p101)
広島・長崎(p129)
外地で(p153)
引き揚げ(p211)
あれから二十年(p265)
あとがきp(281)
 広島の手記が凄まじい。「神曲」の世界。手記を読んで意外だったのは、場所によって、降伏の報が玉音放送のまえに流れていたことだ(p191, p274)。