LED ZEPPELIN / SNOWBLIND

 まさかこの日の音源をサウンドボードで聞くことができるとは思わなかった(この日の演奏はアンコールで「胸いっぱい」から「ブラックドッグ」といういつもの展開でなく、「ブラックドッグ」の代わりに「ハートブレイカー」をメドレーで演奏している)。
 単体での発売はまだということなので、正直迷ったが、100セット限定ということもあり、購入する(もっともレジには山積み状態であったが)。ボーナスディスクはなぜか2/6のモントリオール公演だった(カナダつながりということなのだろうか? 1800円出せば単体でも買えるのだが)。
 音は前日のSNOW JOBSよりも音圧が高い(あのSNOW JOBSの音が平べったく感じる)。また音質はRAMPAGING CAJUNの音に近い(3/17のサウンドボードより上)。ジミーの演奏はともかく、とても30年以上前の録音とは思えない音だ。
 NO QUARTERのインプロ部分でのジミーのソロ(むしろ演奏中に試行錯誤しながら作曲している、という感じなのだが)が「悪魔的な雰囲気へと変化してゆく」様子(サイト「BURN THAT CANDLE」より)が手に取るようにわかる(18分をすぎた辺り)。
 また「死にかけて」エンディング部分でのプラントの「ジーザス」がとてもよい。「死にかけて」がプラントの曲であることを再認識できた。
 なお初期出荷分(?)にはスリップケース(紙製)にコーティングがないものもあるようだ。

24800円(値段はアレだが、30年前への時間旅行と考えれば、お得な買物のハズ)